17
7月
2011

もっと表現の可能性を追求したい

ビジュアルアーツ学科4年 武田真理さん

私は玉川大学のビジュアル・アーツ科に入るまで、18年間音楽の勉強をしていました。
しかし、音楽だけではなく美術や舞台など芸術のジャンルを超えて表現の勉強がしたくなり大学では新しい表現の追求を考え、美術が主であるビジュアル・アーツ科に入りました。

ビジュアル・アーツ科では主に素材や表現研究として、テキスタイル・陶芸・金工・デザインのほか、日本美術史や西洋美術史などを学び、特にテキスタイルでは染色と織を中心に友禅染による浴衣制作やサトウキビの原料を使って制作する大変貴重な体験を積みました。

玉川大学では学科を超えた授業が履修出来ます。私はこの制度を生かし、他学科であるメディア・アーツ学科やパフォーミング・アーツ学科などの授業も一年生のうちから積極的に履修しました。

この制度により、ビジュアル・アーツ学科の視覚的表現に加えてメディア・アーツ学科から音楽分野、パフォーミング・アーツ学科から表現を外に向けて発信する方法など芸術学部全体の良い特徴をたくさん吸収する事ができ、玉川大学の芸術学部に入学して良かったなぁと感じています。

現在は卒業プロジェクトに向けて、それぞれの学科で学んだ視覚・聴覚・触覚さらに嗅覚や味覚など「人間の五感」に訴える体験型のインスタレーション・アートを制作しています。就職活動と並行しているので大変ではありますが、ここで学んだことを生かし「表現の可能性」を社会貢献に繋げていけるように残りの学生生活をしっかりと送っていきたいと考えています。

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