VA1年生の必修授業のひとつです。オーソドックスな「デッサン」に、毎回ひとひねりを加えた課題を出しています。
今回は真っ黒な紙袋を中心にガラス瓶やトイレット・ペーパーなど、質感の異なるモティーフを合わせました。かたちそのものはわりと単純なモティーフですが、たたむと平面になる袋の構造や黒の階調、光沢紙の質感など、きちんと描こうと思うとそれなりに難しい課題です。でもそれらがクリアできるようになると、これから立体作品のアイディアをスケッチしたり、絵画で微妙な色調をコントロールしたりすることが、容易になってきます。