金工室では飛鳥時代から伝わる鋳造方法「真土型法」による鋳造のプロジェクトが進行中です。
飛鳥時代に仏教とともに西日本に伝播した造形法です。
化学物質を大量に使用する今日の鋳造プロセスとは異なり、砂や粘土、燃料の枯れ木まで素材のほぼ全てを自然界のものでまかないます。
ただし、非常に時間がかかります。
元々あったFRPで作られた全身像を型取りし、再び石膏で原型を制作。
そこからまた鋳造型を制作します。
最終的にはブロンズでできた胸像となります。
また途中経過をご報告します。