5月に開催した『Corner/s -辿り着くまで、可能性の方向-』では多くの方に来場頂きありがとうございました。色々な方に見てもらい対話する事でたくさんの収穫がありました。今回の展示を活かし、これからも各々、展示をする機会があります。作家達のこの先のタイムラインも見守って頂ければと思います。
《各作家コメント》
自分の今までの活動をタイムラインと共に展覧会という形で振り返る事ができ、貴重な経験になりました。自分にとって何が分岐点になるのか、インプットしたものをどうやってアウトプットしていけるのかを、今後の制作活動でより意識的に考えていきたいと思います。
飯塚 茜
この展示を通じて、他人から見た作品がどう見えるのかを知ることができた。展示に携わった方々と交わした言葉を忘れない様に意識しながら、あの時の展示は自分にとって何だったんだろうということをこれからも考えていこうと思います。
上田 奈津美
この展覧会を見てもらうことで、見てもらった人それぞれが、方向性や可能性を考えるきっかけになったら良いなと思っていました。しかし始まってみると、私自身がこの展覧会を通して、自分自身のこれからの方向性を模索していて、自分にとっても大変意味のある展覧会になったと思います。
風間 賢次
しっかりとしたコンセプトのあるいい展覧会だったと思います。カチッとした思惑が作品の飛躍に繋がる部分もあれば、逆に予定調和的になってしまう部分もあり、改めて作品制作の難しさを感じました。
野本 直輝
卒業制作を考え始めたときに、タイムラインという展覧会に参加させていただいたことで、今までの自分の活動と、これからの活動を見つめ直すことができ、自分の方向性も見えてきたような気がします。
今後の活動に繋がる展覧会になり、とてもいい経験になりました。
星野 愛
「もう終わりなのか。」展示最終日、そんな事を思っていました。展示を自分たちで作る事、見るという事に重点を置いたこの展示は思った以上の出来で、たくさんの収穫がありました。作品は作って終わりではなく展示をする。そうする事でたくさんの意見を聞くことができる。作品について意見を交わせるその空間は終わるのが惜しいほど幸せな空間でした。
柳田ひかり
《展覧会記録映像》
出展作家 野本直輝が制作した展覧会記録映像がyoutubeにてご覧いただけます。
《展覧会記録写真》