23
5月
2013

VA研究、鈴木純郎先生レクチャー

3年生の授業「ビジュアル・アーツ研究」では、毎週ビジュアル・アーツ学科の先生方が入れ替わり立ち替わり、各々の研究や作品についてレクチャーを行っています。

5月23日は木工室の技術職員、鈴木純郎先生のレクチャーでした。鈴木先生は大学を卒業後ケニアに2年、その後バリ島にて17年を過ごし、現地に工房兼住居をかまえ向こうの職人と一緒にたくさんの木工家具や造形作品を制作してこられました。レクチャーでは制作の様子や作品はもちろんのこと、周辺環境や生活の雰囲気が感じられるような膨大な写真や映像を見せていただきました。ものを作り続けたいというおもいを第一に、変化していく住環境や気候、その地域ならではの植物など、様々な物事に柔軟に向き合いながら生み出され続ける作品群に、先生の人生感そのものを見たような気がしました。

玉川大学にいらしてからも、木工室には日々先生の作品群が増えていっています。学生によっては、同じ大学内にいても一度も足を踏み入れずに終わることもある木工室ですが、これを機会にちょっと覗いてみてはいかがでしょう?

(助手坂本)

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